CPU Steal Time で VPS / クラウド過剰販売を判断する
スペックは十分なのにカクつく?原因はホストが物理 CPU を他テナントに渡していることが多いです。Steal Time はゲストから見える最重要シグナルです。
CPU Steal Time とは
Steal Time(top の st、mpstat の %steal)は、vCPU が実行可能でも Hypervisor が物理コアを他 VM に割り当てた時間の割合です。
「CPU 使用率が高い」ではなく「使いたくても取れない」状態で、過剰コミットや隣人干渉の典型指標です。
目安となる st
ピーク時の経験則:
- 約 2% 未満:おおむね健全
- 約 2〜5%:軽い争奪
- 約 5〜10%:中程度のリスク
- 持続的に約 10% 超:深刻 — 証拠収集や移行を検討
手動で測る
ピークに 1〜5 分:top / vmstat 1 / mpstat 1 で st・%steal を観察。
st だけでは不十分
ディスク await/%util、持続ベンチの断崖、ピークとオフピークの差も併せて確認。st とレイテンシが同時に上がるならインフラ側の問題です。
CloudWorth で一括取証
Steal の高頻度サンプリング、ディスク虚偽、世代と価格の衝突を依存ゼロのプローブに統合。約 10 秒でレポート。getcloudworth.com から開始できます。